A社(医療機器販売業):営業中心の会社。営業担当は毎年新人が入社し、ベテランから新人までいる。新人は、ベテラン担当者の営業を肌で感じながら成長してゆくのだが、時間がかかる。最近では、サービス業でもISO 導入企業が増えており、当社も経営改善を目的に導入を決意した。その結果、営業業務のやり方の整理、営業情報共有化、新人育成方法(ベテランのノウハウの効率的伝承等)の改善、そして目標設定により全員の活動の方向を一致させるなどにより、顧客の支持を得ることにつながり、最近になり徐々に業績が向上してきた。
昨年からの景気後退に対応して行くためには、経営改善が求められている。この、皆が苦しい時期に、経営体質強化をはかり、他社と差別化することが大切と考えられる。例えば、次のような効果が期待される。
◆業務の標準化が進み、誰が担当しても同じ結果に結びつき、納期遵守や不良品出荷が無くなるなど、製品やサービスの質が改善され、お客様満足、更には業績改善に結びつくこと。
◆問題点は積極的な改善活動に結びつき、情報共有化により関係者に伝えられ、同じような問題が発生しなくなるなど、風通しの良い文化が育つこと。