2002年6月11日(火) 大学入学のための英語テスト | |
火曜日には通常授業とは別の選択授業がある。選択授業にはIELTSテストの対策コースを選んである。IELTSとは、オーストラリアの大学又はTAFEに入学する上で英語力の証明として必要なテストスコアのひとつだ。一般的に大学レベルは6.5点が必要、TAFEレベルは5.5点となっている。ネイティブも高得点を取るのは難しいといわれるほどのテストだ。 ただこの授業のレベルは決して高いとはいえない。英語コースで振り分けられているクラス関係なしでやっているからだ。英語コースには四つレベルがあるが、一番下のレベルの生徒の英語力はきわめて低い。多くの日本人留学生はそのレベルかもうひとつ上のレベルに居る。 IELTSの授業を終えて通常クラスに行った。火曜日はトレイニングティーチャーが授業をする日だ。6人居るがみんな英語の先生を目指してやっている。多くは四十代の人たちだ。一人だけ20代の女が居るが、彼女は日本語を3年間習った事があるからか日本人びいきだ。多くの語学がある中でも日本語は一番の人気がある。 前まではフランス語が一番の人気だったらしいが、ここ数年オーストラリアでは日本語が一番人気があるらしい。今年はあまり見なくなったが、去年は日本語がプリントされたTシャツが流行っていた位だ。言葉だけでなく日本食もここ数年でブームになりつつある。シティ内には多くの日本食レストランがあり、寿司を普通にオージーが食べているのもよく見かける。 火曜日の授業の最後の二時間は正式な先生が授業をする。その先生はIELTSの答案の採点をする仕事をしていてとても教え方のいい先生だ。その先生からはずっとIELTSで避けられない’graphic describing’ を教えてもらってきた。 なんらかのグラフがあってそれを文章で写すのがその問題で簡単そうだが、実際にそこで点数を稼げない人もおおい。この問題は書き方さえ覚えれば簡単なので、これで点数を稼がないともったいない。IELTSはほかにリーディング、リスニング、ライティングそしてインタビューから成る。 授業を終えて駐車場へと向かった。この学校の駐車場はただで駐車できるが、学校によってお金をとるところもある。立体駐車場がここ数年で新しくでき、幸い駐車には何も困らない。駅も学校のすぐ横にあるので、この学校は便のいい場所にあるといえる。 |
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