2002年6月18日(火) オーストラリアでキングスイングリッシュ

 今日でトレーニングティーチャーの授業は最後だ。どうやら彼らは、それぞれ海外で英語の先生をやる為にそのコースで教えているようだ。その中の一人の日本人びいきの若い先生は来年、日本で英語を教えたいと言っていたが、別にファッションデザイナーの仕事を得たようで日本に行くのは多分再来年になると言っていた。

 先生の中で、イギリスに行って留学生に英語を教えると言っていた先生はなんとイギリス人だった。正式な火曜日の先生もイギリス人で、彼はアメリカ英語をよく馬鹿にする。事あるごとに「それは馬鹿なアメリカ人が作った英語だ」と言う。
 シティの不思議な像

 この前は、‘卒業’という単語を‘graduate’と言っただけで笑われた。なぜ笑うのか聞くと、「それはアメリカ英語だ」という。じゃあオーストラリアやイギリスでは何というか? 「ただfnishって言えばいいんだよ」という。
 
 彼はよく冗談を言う先生で、アメリカを馬鹿にするのは半分冗談だが、イギリス英語をとても誇りに思っている。

 ちなみにオーストラリアの英語はロンドンの下町の英語の訛りと同じだと聞く。

 オーストラリア人が口をもごもごさせて話すのは、蝿が口に入らないように話していたからだという説もある。オーストラリアには夏に蝿が多いからだ。

 仲のよくなった日本人びいきの先生とeメールアドレスを交換してさよならをした。仲のいいクラスメイトと共に日本の居酒屋である‘居酒屋忠治’に連れて行く予定だ。居酒屋忠治はどちらかと言うと居酒屋というよりレストランといった感じだ。
 
 日系のバーは他に’ロボット’というところが新しくできた。居酒屋忠治にもロボットにも言えることは、日本人だけでなくオーストラリア人も来て週末はすごくこんでいるという事だ。いかにも日本的なレストランにオーストラリア人の友達を連れて行きたい、という人には‘東京ガーデン’がお勧めだ。席が座敷になっていてお店の中の雰囲気は日本そのものだ。
ブラウザーの「戻る」ボタンで戻ってください