旧ホストファミリーの家があるアルトナ
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車の調子がよくないためお店に車を持っていった。ところが頼りにしていた店員はそこをやめたらしく、居ない。
やむなく別の知らない店員に見てもらったが、面倒くさそうにしている上、彼がハンドルを握り試し運転したところ無茶苦茶。
無理やり割り込みをして、クラクションをならされてスウェアーワード(swear=ここでは‘誓う’の意味ではなくもう一つの意味の‘罵る’という意味)を連発するわで一緒に乗っていて恐かった。
車のエンジンの調子が悪いのを認めたのか、ボンネットを開けてエンジンを見てくれたが、すぐに他の店員とバトンタッチをした。
その店員はしばらく見てから早口かつ専門的な用語を使って話し始めた。そのため言っていることの半分も理解できなかったのでこっちから逆に質問をした。
「また持ってこい」というような内容は聞き取れたのでその確認と、今からまた運転しても問題ないか という二点をしっかり確認しておいた。とりあえずそれほどの事態ではなさそうなのでしばらく様子を見ることにした。
夜は以前、ステイしていたファミリーに夕食を呼ばれていたので、その家で過ごした。車の事を話したら、ホストファーザーの親戚が修理工場で働いており「その人に見てもらうこともできるよ」と言われたが、この前の経験からその人も他の修理工場やお店の人と同じようなタイプの人で個人的にあまり信用できないようなので、とりあえず「もしも車の調子が悪かったら買ったお店にまずは持っていくよ」と答えておいた。
修理工場の人だけではなく、オーストラリアのスーパーやその他のお店の店員は日本に比べたら明らかに無愛想だ。‘いらっしゃいませ’に変わるような掛け声もほとんどしない上に‘ありがとうございました’さえ聞けない事しょっちゅうである。
ホストファミリーは今でもよくしてくれる。この異国の地で何か困った時に頼れる人が居るという事で安心感がわく。車の保険のことで疑問に思ったこともあったが、やはり保険会社で聞いたとおりのようだ。
というのは、日本みたいに「対人保険」のようなものはないらしく、対人の事故が起きた場合はregistration(登録)が治療代などをカバーしてくれるらしい(強制保険が対人のかなりの部分をカバーするということか)。そのためこちらではthird partyという対物だけをカバーする保険しか入ってない人が多いようだ。
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