2002年7月2日(火) シティのオフィスとワーホリ
 
 シティの駐車スペース
今日は起きてすぐに銀行に行ってきた。家賃が口座から引き落とされるので口座にお金を振り込むためだ。メルボルンにはたいていどこにでもATMがありお金を引き出す事ができる。だが振込みは直接銀行に行かないとできない。

 その後シティへと車で向かった。五時以降ならただで駐車ができる場所がある。金曜日の夜なんかはなかなか無料の駐車スポットは見つけにくいが平日ならたいてい空いている。

 シティに来た理由は二つ。一つはワーキングホリデーを終えて明日日本に帰国する友達の見送りともう一つはインターネットのプロバイダに料金を支払うためである。

 料金は三ヶ月に一回払うようになっており、四月の二日に契約をしたので今日が期限だという事をすっかり忘れていて、あわてて支払う事にした。

 オフィスアワーを確認すると夜の9時までとなっていたのでよかった。メルボルンのお店はたいてい五時に閉まるのが普通で五時以降も開いているのはレストランやバーだけである。

 ワーキングホリデーで来ている友達とはサッカーで知り合った。他にもワーホリ(ワーキングホリデーの略)の友達は数人居たが、彼らに共通して言える事は、帰る時期になっても英語が全くと言っていいほどできないという事である。

 ワーホリは学校に三ヶ月以内なら行く事が認められており、アルバイトも同じお店なら三ヶ月以内という条件が決まっていて学校にも行けるし、アルバイトもできるという一年限定のビザである。

 ところが実際学校も英語学校で、英語力の乏しい留学生の集まりであり、バイト先も英語ができないので現地のお店で雇ってもらえるわけがなく日本食レストランという事に必然的になるのである。

 多くの人はワーホリで来ているほかの日本人とつるんでほとんど英語を話さない為、帰る時期になっても英語力にたいした変化がないのが実情だ。だがすべての人がそういうわけではなく、話せるようになりたいと思う人たちは、たいてい学生ビザに切り替えてオーストラリアに残ろうとする。
 
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