今日から本科が始まった。9時に学校のオフィスに来るように言われたので今日は昨日に続き7時前に起きた(昨日はサッカーが早かったため7時前に起きた)。この家に引っ越してからはずっと車で学校に通っていたので、電車で通うのは初めてだ。幸い家捜しの際、もしも車が壊れた時のことを考えて駅の近くのこの家を選んでおいてよかった。駅は家から徒歩でたったの十分だ。
シティのコモンウェルス銀行
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ところが家の最寄駅と学校の最寄り駅が同じ線ではないために、いったんシティのすぐ側の駅まで出て、そこから乗り換えないといけない。
学校はシティのその方向にあるわけではないので、、とても遠回りをしていることになる。メルボルンの交通機関は悪くはないが、日本と比べるとやはりはるかに劣っている。
日本のように至る所に鉄道が張り巡らされていないから、このようにたとえ近い場所でも鉄道の線が違ったらわざわざ大きい駅まで行ってそこからその線の電車に乗らないといけないのだ。
約一時間かかって学校に着いた。どうやら今週はメインコースをこれから始める留学生のためのオリエンテーションウィークだった。
英語コースに入る際に同じようなオリエンテーションを受けていたため少し退屈ではあったが、保険の話をされて入っていた保険が先週きれていたことに気づいたのでよかった。
他のアジア人留学生数人が話しかけてきたが、とてもメインコースで勉強するとは思えないほどの英語のレベルの低さだったので少し安心した。初め無駄に思えた英語コースも仲のいい友達を作れただけではなく、精神的な面でもメインコースのいい準備になっただろう。幸い今日見た限りでは日本人留学生はそれほど多くは居ないようだ。
この学校を歩いていると必ず、日本人留学生が団体でまとまっているのをみかけた。メインコースに入ってからもそれだけは避けたいと思っていたが、このコースには日本人が多くないようなのでつるみようがなさそうだ。
それぞれがそれぞれの国出身の留学生同士で今日もまとまっていたので、あまり気の合う生徒も居ないなと思いながら一人でランチを食べていると、インド人っぽい人が近寄ってきて「隣座っていい?」と言ってきた。
彼はどうやらインドでも英語をよく話していたようで、来たばかりなのに流暢な英語を話した。ところがやはりインド英語は聞き取りにくく、たとえ彼が英語で話していても英語を聞いている感じがしなかった。
午後もオリエンテーションはあったが、この学校で英語コースに通っていた生徒は来なくてもいいという事だったので壊れた車を置いてある修理工場に行った。そこで修理をしないで廃車にするという事を告げると、他の修理工場に電話しはじめた。
ところがどこも引き取るつもりがないようなので一瞬困ったが、どうやらその場合レッカーが来てただで持って行ってくれるらしい。ナンバープレートをはずして今度はVicRoadという交通委員会のようなところへ向かった。地図で駅から近くにあるVicRoadを調べて車がなくても行けるところを見つけたので早速電車で行った。
そこでナンバープレートを返している際、免許の提示を求められて、日本の免許の翻訳(日本の大使館で有料で作ってもらったもの)を見せると「アジアの国の免許ならテストなしでオーストラリアの免許に変えれるよ」と言われ早速免許を作った。
これで車を買うときなど免許が必要な際にこちらのちゃんとした免許を出すことができる。警察に呼び止められて免許提示を求められたこともあるが、その時でさえ、日本の免許の翻訳はあまり警察に信用されるものではなかった。
オーストラリアの免許に替えるは40ドルでできた。書類をその場で書いてその場で写真もとって、すぐに免許がもらえた。日本で免許を持っていてメルボルンで長期滞在し車を運転したい人は大使館で翻訳をもらうよりもVicRoadに行って免許を変えてもらうほうがいいようだ。翻訳も確か40ドル位とられた上に発行までに三日もかかった。
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