マーケティングの講義と教室での学習があった。内容はグループで取り組む、課題にそった内容だった。その課題とは、あるファーストフードの店舗をメルボルンに進出させる為のデータを集めてそれを1500ワードにして提出するというものだ。
本来は3人で作られたグループで協力してやるのだが、あるメンバーの提案によって一人一人それぞれが1500ワードをしあげるという事になった。今はそのデータをインターネットや本から集めるという段階だが、それさえも結構難しい。
授業後にグループで集まってそれぞれ進み具合を確認したが、みんなそれぞれ戸惑っているようだった。だがうちのグループはみんなやる気があるのでマシは方だ。別の日本人クラスメイトのグループは、一人はすでにあきらめたのかクラスに来ず、もう一人の中国人のグループメイトはその課題の主旨をうまく把握していない上に、その日本人がアドバイスしても受け入れないそうだ。
挙句の果てには、資料を集めないで1500ワード中国語で書いてそれをパソコンの翻訳機に通して提出するというめちゃくちゃな方法をとると言い出したそうだ。
オーストラリアではTAFEだけでなく大学もこういったグループワークは多いそうだ。それもパスするためには外国の人とのコミュニケーションの力が必要となるため、英語だけでなくコミュニケーションの力も求められる。文化や習慣の違いからか時々合わない事あるがそれを克服しないとパスはできない。
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