バララットに行く途中で見かけた教会（？）

　学校を終えてから前のステイ先に夕飯を食べに行ってきた。食後にいつもだされるスウィート（オーストラリアではデザートをスウィートと呼ぶ）はいつもと違っておいしいチーズケーキだった。

　今そこにステイしている日本人留学生に作り方を教えてもらって、炊飯器でそのチーズケーキを作ったらしい。

　ホストマザーが初めにそのおいしい方のチーズケーキを作っていたらしいのだが、ファーザーが勝手にまた自分で別にチーズケーキを作ったらしくそのチーズケーキも出された。

　が、とても食べられるような味ではなく、お世辞にもおいしいとは言えないもので、マザーが馬鹿にしたらファーザーはすねてしまった。

　冗談でも自分の事を言われるとファーザーはよくすねる。食後、恒例の「写真見せ」が始まった。今までに見せたことのある写真も、自慢げに何度も見せる。それでも嫌味に感じないのは、彼らの人柄のためだ。今日も帰り際にちょっとしたご飯の残りをもらった。何気ないような存在だが、現地の人でここまで信頼できる彼らは、精神的な支えとなっている。