グレートオーシャン
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高校でホームステイしていた時ホストファミリーを紹介してくれた団体の人に電話を入れた。高校留学を終えて日本に半年間帰り、その後再びオーストラリアに北のだが、その間コンタクトがなかったのでそろそろ連絡するべきだと思って電話をしてみた。
その人はホームステイ紹介の会社を一人でやっていて約十年メルボルンに住んでいる。奥さんはオーストラリア人で現地の学校の事情にとても詳しい。
その人に言わせても、やはりメルボルンでのテイフや大学は相当厳しいものだそうだ。「始めから留年する事を計算に入れて学校に入っている人も居るくらいだ。お前もそれくらいでいいのじゃないか?」と言われた。
もちろんそのつもりはないが、やはりどんなに頑張っても留年する人も居るみたいだ。クラスに数人、前の学期にその科目を落としてもう一度やっている生徒が居る。もしかしたら、前の学期に学校を休んでばかりいたのでは、とも思っていたが、そうとは限らないかもしれない。
テイフに入る前から勉強がつらいとは聞いていたが実際、本当に精神的に疲れるし、パスできるのだろうかという不安ばかりである。不安から夜もなかなか寝られない人も居るくらいだ。最後にその団体の人が「こっちで大学やテイフを卒業した人がすぐに就職した会社の即戦力になるってのがよくわかるよね。」と言っていたのを聞いて辛くてもベストを尽くそうと思った。
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