2003年03月27日(木) まだある人種差別?


 前にも少し聞いて書いたかもしれないのだが、今日また詳しく他の生徒から聞いた事がある。それは何かというと、ビジネスの先生が以前、人種差別的な行為をしていて、謹慎処分と特別授業を受けていたという話だ。

 この話を何故またクラスメイトとしたかというと、クラスのアジア系オーストラリア人が課題の一つであるプレゼンテーションを先週済ましたのだが、うまくできたと思った割りにもらった点数が低かった。

 そして先週もう一人プレゼンテーションをしたクラスのポーランド系オーストラリア人の女の子は、ある項目の説明をし忘れていたのにもかかわらず、アジア系のそのクラスメイトよりいい点数を取ったという事だった。

 その話がきっかけとなってまたこの話がでてきたのだが、この話をはじめて聞いた日本人のクラスメイトが「そう言われてみるとそうかもしれない」と言い出した。真相は定かではないが、もしもそのような事があるとすれば大問題だ。

 確かに先生側としてみたら、英語のできないアジア人留学生に授業を教えるのは面倒くさい事かもしれない。ところがこの先生の場合は英語だけが問題ではなく、ただ単にアジア人が嫌いなのかもしれない。

 というのはプレゼンテーションであまりいい点数をもらえなかったその生徒は英語が母国語であるからだ。オーストラリアの学校は留学生からぼったくった多額の学費で成り立っている(ローカルの学費はきわめて安い)。

 ローカルよりも留学生は多くのお金を払っているのだから、英語が不十分でもよりいい教育を受けられるべきであるはずだ。


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