2003年05月09日(金) ユーゴ人の友達の家へ


 

学校が終わって、ユーゴスラビアの友達の家に行ってきた。姉が先週末に誕生日で、そのお祝いをまだしてあげてなかったからだ。彼女の好きそうなCDをプレゼントとして持っていってあげた。

 家にずっと居るのは暇なので、どこかでかけようということになり、学校のすぐそばのショッピングセンター内にある映画館に映画を観にいった。
 
 夜そこに行くのは初めてだったのだが、意外にどのお店も夜なのにも関わらず営業していた。きっとこれは金曜の夜だけだろう。月曜から木曜、そして週末の5時以降はどこのお店も閉まっているはずだ。

 映画を観て再び彼女の家へと行った。そしてコーヒーを飲みながら雑談し、しばらくしてから帰ろうとしたが、「もう少しでバイト先から帰ってくる妹の夫と父親を待とう」と言われた。

 どうやら彼らがバイト先からピザとスパゲティーを持って帰ってくるらしく、それを食べていきなよ、と言ってくれた。 彼女たちの母親はとてもいい人で、彼女たちの家に行く度に夕飯やら、デザートやらを出してくれる。

 乏しい英語ながら頑張って話そうとしてきてくれる。何の話からそうなったのかは忘れたのだが、‘人間の肌の色なんかはどうでもいい事だよ、問題なのはその人がいい人なのか悪い人なのかって事だけだよ’ と語りかけてきて、その言葉に強く感動した。 

 この家族の家にホームステイしていたわけでもないのだが、この家族からは、前にホームステイしていたオーストラリア人のホストファミリーと同じ様な人の温かさを感じる。

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