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　サッカーのオーストラリア代表対トルコ代表の試合があったのだが、その試合は日本でも少し注目を浴びたようだ。何故かというと、日韓ワールドカップにも出場したイタリア代表のクリスチャン・ヴィエリの弟がオーストラリア代表としてデビューしたからだ。

　兄がイタリア代表なのに何で弟はオーストラリア代表なの？と思う人も居るだろうが、ヴィエリ一家は父親がサッカー選手として最後のシーズンをオーストラリアで送りそのまま移住したからだ。

　そしてヴィエリ兄弟はオーストラリアで育った。クリスチャン・ヴィエリがあれだけボディバランスが強いのはオーストラリアンフットボールをしていたからだという事を聞いた事がある。

　そのクリスチャン・ヴィエリの弟はオーストラリアで生まれたのか、イタリアとオーストラリアの両方の国籍を持っているためオーストラリア代表でデビューしたようだ。ヴィエリに限った話ではなく、オーストラリアにはギリシャ人とイタリア人の移民が多い。

　そして二重国籍も珍しくないようだ。前のコースに居たオーストラリア人は１人を除いてほとんどが移民だったのだが、みんなオーストラリアと母国のパスポートを持っているといっていた。多国籍都市のメルボルンは移民のコミュニティがたくさんあり、色々な国の人々が共存している。