設立趣旨 |
本格的な少子高齢化社会の到来と長期低迷経済は、高齢者の就労環境をいっそう厳しいものにし、生き甲斐をも奪おうとしています。定年退職後も、生きがいのため働き続けたいという意思は、自分を社会的に表現し、社会との関わりを持ち続けたい、というごく自然な気持ちではないでしょうか。 これまでの経験と実績を背景とした自尊と自己実現の意識を満足させながら生き生きとしたセカンドライフステージを送ることはシニアの権利ともいえます。 そのセカンドライフステージでは、これまでの現職時代のように企業や組織に成果を帰属させるのではなく、シニアが自分の価値基準に基づき、培ってきた自分の能力を生かして自主的に社会参加して新たな「社会資源」を創造し、社会の活力を一層高めていこうという意識が基本となります。 シニアが重要な役割を果たすこれからの社会では、シニアが自己の尊厳と互恵の念を持ちつつ社会参加できる環境が必要となります。SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)は、自己の尊厳を保っていくための最適な環境と言えるでしょう。 |
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