大理点描

城壁に囲まれた古い街並み、その外側に広がる黄金色の水田。
背後にゆったりと広がる湖。大理は美しい土地だ。
しかし、まぶたに焼き付いたそんな絵はがきのような景色ではなく
ひまわりととうもろこしが渾然と植わっている畑の光景だ。
小高い土手から見ると、それはとても不思議な風景である。
とうもろこし畑の中に、ひまわりの大きな花が
水玉模様を描いている。
雲南省は照葉樹林帯で「日本文化のふるさと」とも言われている。
確かに広い水田や、屋敷林を持つ農家などは
まるで日本の田舎の風景だ。
しかし、あの混じり合ったひまわりととうもろこしを
日本人は想像できないだろう。
それにしてもいったい、何のためなのだろうか?
97年春に開港した大理空港 大理の景勝地、三塔寺 白族の娘さん。子供の
兜の折り方もやはり違う
白族の一家
三塔寺より耳海を望む バザールの曲げ物売り
舞錐を使っている
お茶売り。大理では
緑茶が飲まれている
漁港の小魚売り
これもお茶屋さん 藍染めを売っている人に、別の商人が
乳扇(チーズのような乳製品)を売っている。
石林の景観

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